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い草の泥染め

pdfい草・畳表年間作業工程表 (PDFファイル80.0 KB)
毎年6月下旬〜7月中旬にかけて、い草の泥染めが行われます。泥染めの作業は江戸時代中期頃から行われている伝統的ない草の加工方法です。い草を乾燥させて弾力性を保たせ、さらに葉緑素を保護し分解を抑え、白銀色を保たせるために行います。この作業があの畳の独特な香り(リラックス効果のある香り)を生み出すのです。
(※画像クリックで拡大します。)

1)泥染め

刈り取ったい草は、すぐに泥染めをしていきます。現在はフォークリフトや設備があるのでだいぶ楽ですが、昔は一束ずつ手作業で泥染めしていました。


い草を染める溝は2槽になっていて、片方は空でもう一方は天然の土が溶かしてある泥水が入っています。まずは、空の槽にい草を入れ、草が浮いてこないように横から油圧の押さえではさみ、ポンプで泥水を注入します。


2)釜出し

16時間かけて乾燥させたい草を、乾燥釜から取り出して袋詰めにする作業です。釜の内部温度は50度くらい、細かい泥の粉が視界をふさぎます。マスクは必需品です。袋詰めしたい草は、2階の倉庫に保管されます。日焼け防止のため、窓はありません。



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